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郷土料理、減塩

2025年02月13日 UP

食塩相当量(1人分)

1.1g 減塩率67%(対伝統レシピ)

うま味調味料ポイント!

• うま味調味料をひっつみの生地に入れ込む事で、ひっつみが冷めても美味しくなるようにした。

• だし昆布を、うま味調味料に替えて、出汁のうま味と塩分のバランスを整え減塩に努めた。

• ひっつみ、野菜、鶏肉にしみ込んだうま味調味料が、温かい汁にうま味として流出して、汁にコクとうま味を加えるように工夫した。

◉第9回「うま味調味料活用! 郷土料理コンテスト」2024 優勝

チーム:レディーブロッサム

所属 :社会福祉法人秀峰会 特別養護老人ホーム さくら苑

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材料4人分

  • 小麦粉

    240g

  • 高核酸系うま味調味料(ひっつみ用)

    小さじ1/3(1.0g)

  • 水(ひっつみ用)

    3/5カップ

  • にんじん

    80g

  • ねぎ

    80g

  • ごぼう

    40g

  • 干ししいたけ

    2g

  • 干ししいたけの戻し汁

    1/4カップ

  • 水(かつおだし用)

    6カップ

  • 花かつお

    16g

  • 鶏もも肉

    160g

  • ごま油

    小さじ2/3弱

  • 高核酸系うま味調味料(汁用)

    小さじ1/3(1.0g)

  • 大さじ1・1/3

  • みりん

    大さじ1強

  • 濃口醤油

    大さじ1強

  • 黒こしょう

    適量

作り方

  1. 小麦粉にうま味調味料(ひっつみ用)を混ぜ、水を加え、耳たぶより少し柔らかい程度までこねる。
    ラップに包み(またはポリ袋に入れ)生地を15分以上寝かせる。

  2. 干ししいたけはもどして薄切り、にんじんは半月切り、ねぎ・ごぼうは斜め切りにし、ごぼうは水にさらす。
    鶏肉は小さめのひと口大に切る。干ししいたけの戻し汁はとっておく。
    ※ 高齢者が食べる場合は、安全に食べられるように、にんじん・ごぼうは1~2mm厚さの極薄切り、ねぎは5mm~1cm厚さの斜め切り、鶏肉は1~1.5cmの大きさに切る。

  3. 鍋に水を入れて、沸騰したら火を止めて花かつおを入れる。かつお節が沈むまで2分ほどおき、ペーパータオルを敷いたザルで静かにこす。

  4. 鍋にごま油を熱し、鶏もも肉、②のにんじん・ごぼう・戻した干ししいたけをを炒め、③の出汁と、とっておいた干ししいたけの戻し汁を加える。

  5. ④に、うま味調味料(汁用)、酒、みりんを加え、中火で10分ほど根菜が柔らかくなるまで煮た後、濃口醤油を加える。

  6. ①の生地を、手でなるべく薄くのばしてちぎり、⑤に入れて煮る。ひっつみが汁の表面に上がってきて、透明感が出てきたら、火を止めてねぎを入れる。
    ※ 高齢者が食べる場合は、安全に食べられるように生地の厚みと大きさに注意する。生地をなるべく薄く延ばすのが大事なポイント。また、サイズが小さすぎるとかまずに飲み込んでしまう恐れがあるため、小さくなりすぎないように注意する。生地に打ち粉をして麺棒で薄くのばし、包丁で大き目のひと口大に切り分けてもよい。

  7. お椀によそい、黒こしょうをひと振りする。

     

    【伝統レシピの調理手順】

    ③ごま油で鶏肉、野菜を炒めない。
    ⑦黒こしょうを加えない。