身近な食材やうま味調味料を使って、「うま味」がどんな味か、どんなはたらきをするのか、体験してみましょう!
おいしさの決め手となる「うま味」を知ると・・・
・毎日の、健康に配慮したお料理作りに生かすことができるようになります。
・食べ物のおいしさについて考える機会になり、食育にもつながります。
お子さんの自由研究にもぴったりなので、ぜひお試しください。
それでは、楽しく「うま味」について学んでいきましょう♪
「うま味」ってなんだろう?
「うま味」は甘味・酸味・塩味・苦味とともに5つの基本味のひとつで、食材や料理の「おいしさ」の大切な要素となる味です。
代表的なうま味成分に、「グルタミン酸」「イノシン酸」「グアニル酸」があります。
グルタミン酸は昆布や、トマト・ブロッコリー・アスパラガスなどの野菜類、みそやしょうゆなどの発酵食品に、イノシン酸は魚や肉類に、グアニル酸は干したきのこ類に多く含まれています。
実際に体験してみよう!
グルタミン酸はさまざまな食材に含まれるうま味成分です。そして、トマトはグルタミン酸を多く含む代表的な食材の一つ。
ミニトマトを、ちょっといつもと違う方法で味わってみることで、「うま味」がどんな味かを体験することができます。
「うま味の相乗効果」を感じてみよう!
昆布と
実は、うま味成分である昆布のグルタミン酸と、鰹節のイノシン酸を組み合わせると、「うま味」が7~8倍にも強くなります。
「うま味」のはたらきを感じてみよう!
薄いみそ湯を作って、うま味調味料を加え、味わってみることによって、うま味調味料がみその味わいを引き立て、おいしい減塩に役立つことを体験することができます。
味の変化を、感じてみよう!
うま味調味料には、酸味や苦味をまろやかにしたり、食材の甘味や、風味をひき立てたり、「うま味の相乗効果」で「うま味」を増したりすることによって、料理をおいしくするはたらきがあります。