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ミニトマトで体験

トマトのうま味を感じてみましょう
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グルタミン酸はさまざまな食材に含まれるうま味成分です。そして、トマトはグルタミン酸を多く含む代表的な食材の一つ。
ミニトマトを、ちょっといつもと違う方法で味わってみることで、うま味がどんな味かを体験することができます。

用意するもの
ミニトマト
適量
  • 無塩のドライトマトでも体験できます
体験してみよう

トマトを飲み込まないようにして、約30回よく噛みながら、味わってみましょう。
口の中で酸味や甘味など、だんだんと味わいが変化していくことが分かると思います。

よく噛んで味わったら、飲み込みましょう。
飲み込んだあとも舌の上に残っている味がありませんか?
舌全体に広がる、余韻のように長くつづく味。これがうま味です

  • この微妙な味が、トマトなどの食材や、こんぶだしなど、様々な食べ物のおいしさの素であることに気づいたのが、日本人である池田菊苗です。

うま味を発見した池田菊苗博士
明治時代末期、トマトや昆布などさまざまな食べ物に共通の、おいしさに深くかかわる味に気づいた研究者がいました。東京帝国大学(現在の東大)の教授であった池田菊苗博士です。博士は、その味の成分を明らかにする研究を行い、1908年に昆布からグルタミン酸を取り出すことに成功、その味を「うま味」と名づけました。

ミニトマトで体験 まとめ

トマトをよく味わってみることで、トマトの味を構成している酸味や甘味、そして「うま味」などの味を感じることができ、「うま味の特徴」を知ることができます。
〈舌全体に広がり、余韻のように長く続く味。〉この特徴を覚えておくと、色々な食材や料理の中に、うま味を見つけることができるかもしれません。池田博士のように、食材の中にあるうま味を見つけてみましょう。

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