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郷土料理、主菜

2020年04月01日 UP

冬の富山湾の幸を代表するのが、脂ののった寒ぶりです。地元ではぶりの残(ざん)と呼ばれるアラと旬のだいこんをじっくりと煮た、滋味あふれる煮もの。しょうゆ味もありますが、今回はコクのあるみそ仕立てのぶりだいこんをご紹介します。

材料4人分

  • ぶりのアラ(切ったもの)

    500g

  • だいこん

    1/2本(600g)

  • しょうが

    1かけ

  • カップ1/2

  • みりん

    カップ1/2

  • みそ

    60g

  • しょうゆ

    大さじ1

  • うま味調味料

    少々

  • ゆずの皮(せん切り)

    少々

作り方

  1. ぶりのアラは塩水で洗い、1~2切れずつ熱湯に入れ、表面が白くなったら水にとり、血やウロコを除く。

  2. 皮をむいて大きめの乱切りにしただいこんを鍋に入れ、ひたひたの水を注いで中火にかけ、七分どおり火が通るまでゆでる。

  3. 2 に1 、つぶしたしょうがを入れ、酒、みりんを加えて煮立て、アクをていねいに取る。

  4. だいこんがほぼ煮えたら、みそを煮汁で溶いて加え、しょうゆ、うま味調味料を加える。落とし蓋をして弱火にし、みその味がだいこんにしみ込むまでじっくり煮る。器に盛ってゆずの皮を散らす。

先生プロフィール

牧 弘美 (まき ひろみ)
東京・調布で「牧クッキングサロン」を主宰。テレビ料理番組のレギュラー講師としても長年活躍し、著作も多数。富山県富山市出身。