厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準(2020年版)」の1日の食塩摂取量目標値は、成人男性で7.5g未満、女性で6.5g未満ですが、実際は、各々10.9g、9.3g(令和元年国民健康・栄養調査結果より)摂取しており、目標値に届いていないのが現状です。
日々の食事で減塩を続けるコツは、手間をかけずに、無理なく、満足感のある味つけにすること。それをかなえる方法のひとつが、うま味調味料を上手に活用することなのです。
うま味調味料は昆布のうま味のもとであるグルタミン酸(アミノ酸)が主成分。だしで野菜を煮たときのように、食材のおいしさを引き立て、まろやかで深みのある味わいを生み出します。だから、味つけを控えめにしても、うま味調味料を上手に活用すると、おいしく仕上げることができるのです。
しかも、塩や砂糖と同様、うま味調味料には香りがないので、和・洋・中どんな料理とも相性バッチリ。うま味でおいしい減塩ライフを目指しましょう。
※「きょうの料理ビギナーズ」2022年4月号PRページより
ほりえさちこ先生考案
季節のおいしい減塩味噌汁レシピ
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「うま味」を活用して、カンタンおいしい料理!