おやきは、現代でも、ほとんどの人の認知度がありながら、【信州旅行で食べるもの】【長野土産】といった認識が強く、実は、コンビニに売られている【肉まん】と同じくらい手軽に、そして、健康的に食べられてもいいのでは?と疑問に感じました。この企画を通して、おやきをもっと身近に感じてもらえるようプレゼンし、次世代にも伝えていきたいと思いました。休日の日には、親子で具材を包んだりして、一緒に料理を楽しむことで、より一層楽しく過ごす時間が増え、残った総菜を餡として包むこともできる為、「健康的」「食品ロス削減」「親子のふれあい時間UP」することができる、素晴らしい郷土料理だと思います。
今回の取り組みを行う際、初めは、こんなに塩分を減らしても、大丈夫なのかな、と思うようなレシピだったのですが、うま味調味料がその不安を俊足で払拭し、食べた瞬間、忘れられないほどの、うま味を感じました。思い切った減塩をしても、うま味調味料が、他の食材のうま味とつながり、相乗効果で、その物足りなさを、2倍3倍に補うことができ、食前の、おいしそ~!という期待を、おいしすぎるっ!に、変化させることを実感しました。
うま味調味料は、食材の下処理(食感向上)、調味(うま味向上)、仕上げ(一体感向上)の全工程で大活躍し、料理を一層楽しませてくれる、調味料界のバランス王子だ!と、私たち家族は、うま味調味料のファンになりました。
【健康的】で【近代的】、【親子(家族)のふれあい時間UP】の、いいとこだらけなおやきを、うま味調味料が郷土料理にもたらす効果と共に、伝承していきたいと思います。
A 伝統的なレシピ (1人分) |
B 減塩レシピ (うま味調味料不使用) (1人分) |
C 減塩レシピ (うま味調味料活用) (1人分) |
C 減塩レシピ (うま味調味料活用) 作りやすい分量 5人分(5個分) |
|||||
材料名 | 分量 |
塩分
(食塩相当量) |
分量 |
塩分
(食塩相当量) |
分量 |
塩分
(食塩相当量) |
分量 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
【生地】 | ||||||||
中力粉(A) | 15g | 15g | 15g | 75g | ||||
熱湯 | 15g | 15g | 15g | 3/8カップ | ||||
中力粉(B) | 15g | 15g | 15g | 75g | ||||
水 | 7.5g | 7.5g | 7.5g | 大さじ2・1/2 | ||||
塩 | 0.02g | 0.02g | ー | ー | ー | |||
うま味調味料 | ー | ー | 0.1g | 0.03g | 5ふり | |||
A 野沢菜漬け | 30g | 0.5g | 15g | 0.125g | 15g | 0.125g | 75g | |
A 水 | ー | 10g | 10g | 1/4カップ | ||||
A 酢 | ー | 10g | 10g | 1/4カップ | ||||
A うま味調味料 | ー | ー | 0.1g | 0.03g | 5ふり | |||
B 干ししいたけ | ー | 0.83g | 0.83g | 4g | ||||
B 水 | ー | 16.7g | 16.7g | 1/2カップ弱 | ||||
B うま味調味料 | ー | ー | 0.1g | 0.03g | 5ふり | |||
C 切り干し大根 | ー | 5g | 5g | 25g | ||||
C 水 | ー | 30g | 30g | 3/4カップ | ||||
C うま味調味料 | ー | ー | 0.1g | 0.03g | 5ふり | |||
D 鶏ひき肉 | ー | 10g | 0.04g | 10g | 0.04g | 50g | ||
D 塩 | 0.02g | 0.02g | ー | ー | ||||
D うま味調味料 | ー | ー | 0.1g | 0.03g | 5ふり | |||
E 醤油(減塩) | 4g | 0.3g | 1g | 0.075g | 1g | 0.075g | 小さじ1弱 | |
E 酒 | 3g | 0.02g | 3g | 0.02g | 3g | 0.02g | 大さじ1 | |
E 甜菜糖 | 4.5g | 4.5g | 4.5g | 大さじ2・1/2 | ||||
E ごま(白) | 1.5g | 1.5g | 1.5g | 小さじ2・1/2 | ||||
ごま油 | 1.5g | 1.5g | 1.5g | 小さじ2弱 | ||||
F 水 | 10g | 10g | 10g | 1/4カップ | ||||
F うま味調味料 | ー | ー | 0.1g | 0.03g | 5ふり |
※うま味調味料は、高核酸系うま味調味料を使用。
〈伝統レシピの調理手順〉
①伝統的な調理手順では塩抜きは行わない。
⑥生地作りを二段階に分けない。
Copyright(c)日本うま味調味料協会.All Rights Reserved.